これまで言語の面でDPPを紹介してきたが、今回といくつかは文化や環境の面を紹介していく。
まずはDPPの主たる舞台であるd星について紹介していく。
DPPとは、D-Planet Projectの略である。これ以外にも、DPL(D-Planet Language)がある。また、この創作群の総称はD-P.L. project (D-Planet Language Project)である。
d星の概要
d星のデータを載せる。これらの数値は少し前に算出済みのものであり、私もどうやって算出したかよく覚えていない。桁数やデータ順がバラバラであるが、そこのところは気にしないでほしい。
分類 | 地球型惑星 |
平均公転半径 | 3333137km |
半径 | 4968.1476km |
赤道面での直径 | 9936.2952km |
赤道の長さ | 31215.792km |
表面積 | 310169324.3km^2 |
体積 | 513655661300km^3 |
公転周期 | 4日 |
自転周期 | 4日 |
質量 | 1.7916×10^24kg |
密度 | 3.4162g/cm^3 |
恒星 | カル |
海洋と陸地の比 | 4:1 |
軌道長半径 | 3333172km |
軌道短半径 | 3333103km |
近日点 | 3331025.019km |
遠日点 | 3335318.981km |
離心率 | 0.064372098 |
子午面での直径 | 9928.8662km |
子午線の長さ | 31192.45311km |
平均大気圧 | 1008.77hPa |
平均気温 | +20.85℃ |
平衡温度 | -7.16℃ |
表面重力 | 0.48m/m^2 |
カル定数 | 1627W/m^2 |
上の表からわかるように、d星は潮汐ロックが起こっている。つまり、自転周期と公転周期が同期しており、常に同じ面を恒星に向けているということだ。この場合、片面は常に昼で、もう片面は常に夜である。
潮汐ロックがゆえに「一日」という概念が生まれにくい。d星における暦は「ある定期的なタイミング」という意味を持っている。