ウリ語とは
ウリ語とは、d星で最も歴史のある言語です。国家分割まではd星の唯一の言語でした。国家分割から数十年経った今、母語話者数は減ったもののピュテ語の次に話者数が多いです。
ウリ語には次のような世代を持ちます。
世代 | 創作年代 | d星での年代 |
古代ウリ語 | 2016年9-10月 | 第一文明 |
中代ウリ語 | 2016年10-11月 | 第二文明前期 |
近代ウリ語 | 2016年11-2017年6月 | 第二文明後期 |
近現代ウリ語 | 不明 | 現文明18年ごろまで? |
現代ウリ語 | 不明-現在 | 現文明18年?- |
近現代ウリ語は意識して創作されたものではないため、詳しい年代はわかっていません。近代ウリ語を改良する過程で生まれたもので、自然的な変遷だと思われます。d星でも、現代ウリ語と近現代ウリ語の明確な転換点はわかっておらず、その研究が盛んにおこなわれています。
文字と発音

これがウリ語の30の文字とラテン文字転写です。私はウリ語を表記するときにこれらの文字を使うことはめったにないので、豆知識的に覚えている程度で結構です。ウリ語検定でも、一級以外は全て転写された状態で出題されます。また、これらの文字に固有の名前はありません。平仮名や片仮名のような感じで、単音での発音で呼ばれています。子音は基本的に大文字で転写されます。識字性を高める為です。ただ、音節において母音の後ろに来るときは小文字になります。このとき小文字になるのは、n, ngのみです。長母音も大文字で転写されます。
次に発音です。
転写 | 発音(IPA, 簡易) |
a | /a/ |
e | /e/ |
i | /i/ |
o | /o/ |
u | /u/ |
L | /l/ |
R | /ɹ/ |
M | /m/ |
N(n) | /n/ |
Ng(ng) | /ŋ/ |
G | /g/ |
H | /z/ |
J | /ʒ/ |
Z | /z/ |
S | /s/ |
Sh | /ʃ/ |
T | /t/ |
Q | /ɢ/ |
K | /k/ |
X | /ks/ |
F | /f/ |
V | /v/ |
P | /p/ |
W | /w/ |
Y | /ʎ/ |
D | /d/ |
B | /b/ |
Th | /θ/ |
Ch | /ǃ/ |
音節はCVもしくはCVCの組み合わせでできています。先述の通り、CVCは必ず、CVnかCVngになります。
発音記号を用いて発音を示しましたが、基本的にはローマ字読みで構いません。